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対策の時間が足りないとき、「どこを捨てるか」を決めたくなります。ただし、捨てる判断を間違えると、最も出やすい分野を落とすという最悪の結果になります。 この記事では「捨てる/捨てない」を感覚で決めるのではなく、(1) 全受検形式で出題されるか (2) 出題頻度が高いか (3) 他の分野の土台になるか、の3点で切り分けます。当サイトが収録している非言語419問・言語231問の分野構成をもとに、分野名まで具体的に示します。
無条件に捨てていい分野はない。ただし「後回しにしていい分野」ははっきり決まっている。
出題頻度と受検形式ごとの出題有無は、公式に公表されたものではなく、複数の解説情報をもとにした当サイトの概算です。
先に前提を2つ確認します。 1つめは、SPIの出題分野が受検形式によって変わることです。テストセンター・ペーパーテスト・Webテスティングでは出る分野が異なり、ある形式では必須の分野が別の形式ではそもそも出ません。つまり「捨てていいか」は、志望企業の受検形式が分かっているかどうかで答えが変わります。 2つめは、パソコンで受ける形式が適応型出題だということです。回答に応じて次に出る問題が決まり、出題数も受検者ごとに異なるとされています。そのため「後半は捨てて前半に集中する」といった時間配分は、全員が同じ問題を解く紙の試験ほど単純には成立しません。 この2点から、この記事では「捨てる」ではなく「後回しにする」という言い方で整理します。
非言語の中で、損益算・割合と比・速度算・確率・推論の5分野は例外なく最優先です。共通しているのは、テストセンター・ペーパーテスト・Webテスティングのどの形式でも出題されること、解法パターンが決まっていて対策の効果が出やすいこと、そして他の分野の土台になることです。 とくに「割合と比」は、損益算・料金割引・濃度・仕事算のすべてに顔を出します。ここを飛ばして先へ進むと、別の分野で同じところに何度もつまずきます。時間がない人ほど、この5分野に集中してください。当サイトの非言語419問のうち、この5分野だけで227問を占めます。
対策を始めた人が最初に投げ出しやすいのが推論です。計算ではなく条件整理を問われるため、解法の型が見えにくく、1問あたりの時間も当サイトの設定で90秒と非言語で最も重い部類に入ります。 しかし、当サイトが収録する非言語419問のうち推論は58問と最多で、これはどの単一分野よりも多い数です。しかも全受検形式で出題されます。「難しくて時間がかかるから捨てる」という判断は、最も出やすい分野を丸ごと落とすことを意味します。 推論には順位推論・真偽判定・対応関係推論・結論の正誤判定・命題の対偶推論の5パターンがあり、すべてを一度にやる必要はありません。まず順位・真偽判定・対応関係の3つから着手すれば、手が止まる状態からは抜け出せます。
一方で、出題頻度が相対的に低く、受検形式も限られる分野はあります。非言語では年齢算と平均がこれにあたります。どちらもペーパーテストとWebテスティングでの出題で、テストセンターでは想定されていません。解法も単純で、直前に型を確認すれば対応できます。 代金の精算・表の読み取り・長文読み取り計算・料金割引・整数の推測・文字式と方程式は、その中間です。頻度は最優先5分野に劣りますが、出る形式では普通に出ます。最優先5分野と、集合・仕事算・場合の数の3分野を固め終えてから着手してください。 順番としては「最優先5分野 → 集合・仕事算・場合の数 → 受検形式に合わせて残り」が現実的です。
志望企業の受検形式が分かっている場合、学習範囲を大きく削れます。 Webテスティングを受けるなら、料金割引・代金の精算・表の読み取り・長文読み取り計算は出題対象外です。英語能力検査と構造的把握力検査も出ません。 テストセンターを受けるなら、年齢算・平均・整数の推測・文字式と方程式に加え、同意語・反意語・四字熟語の暗記3分野と、熟語の成り立ち・空欄補充(3文・3語)が外れます。 ペーパーテストを受けるなら、代金の精算・整数の推測・文字式と方程式に加え、言語の空欄補充系や熟語の成り立ちが外れる一方、暗記3分野が加わります。 どの形式を受けるか分からない段階では、全形式で出る分野に集中するのが安全です。形式の見分け方は別記事にまとめています。
当サイトが設定している優先度の高い順に並べています。問題数は当サイトの収録数です。優先度は公式に公表された出題比率ではなく、複数の解説情報をもとにした概算である点にご注意ください。
| 分野 | 判断 | 問題数 |
|---|---|---|
| 推論 | 最優先。収録最多かつ全形式で出題。捨てるのが最も損 | 58問 |
| 損益算 | 最優先。全形式で出題され、割合と比の応用が効く | 43問 |
| 割合と比 | 最優先。損益算・料金割引・濃度・仕事算の土台 | 42問 |
| 速度算 | 最優先。全形式で出題。単位変換だけ注意 | 42問 |
| 確率 | 最優先。全形式で出題。場合の数と合わせて習得すると速い | 42問 |
| 集合 | 次点。ベン図の型を1つ覚えれば対応できる | 32問 |
| 仕事算 | 次点。「全体を1とおく」の型だけで解ける | 22問 |
| 場合の数 | 次点。順列か組合せかの判断がつけば解ける | 22問 |
| 料金割引 | 形式次第。Webテスティングでは出題対象外 | 22問 |
| 表の読み取り | 形式次第。Webテスティングでは出題対象外 | 12問 |
| 長文読み取り計算 | 形式次第。Webテスティングでは出題対象外 | 12問 |
| 代金の精算 | 形式次第。テストセンターのみ。計算は四則のみで軽い | 12問 |
| 整数の推測 | 形式次第。Webテスティングのみ。書き出して絞るだけ | 12問 |
| 文字式・方程式 | 形式次第。Webテスティングのみ。立式できれば速い | 12問 |
| 平均 | 後回し可。テストセンターでは想定されていない | 22問 |
| 年齢算 | 後回し可。頻度が低く、解法も単純 | 12問 |
言語は非言語ほど分野数が多くないため、削れる幅は限られます。全形式で出題される二語の関係・語句の意味・語句の用法・長文読解の4分野は外せません。とくに二語の関係は、7種類の関係パターンを覚えるだけで安定して得点でき、投資対効果の高い分野です。 後回しにできるのは、受検形式で外れる分野です。同意語・反意語・四字熟語の暗記3分野はペーパーテストのみ、熟語の成り立ちと空欄補充(3文・3語)はWebテスティングのみで想定されています。自分の受検形式に含まれないものは後回しで構いません。 ただし語彙(語句の意味・語句の用法)だけは、後回しにすると取り返しがつきません。暗記は直前の詰め込みが効かないため、優先度に関係なく初日から毎日少しずつ進めてください。
ここまで見てきたとおり、無条件に捨てていい分野はほとんどありません。あるのは「先にやる分野」と「後にやる分野」の差だけです。 捨てる発想が危ないのは、判断を一度きりにしてしまう点にあります。残り日数が思ったより確保できたときや、志望企業が増えて受検形式が変わったときに、切り捨てた分野を拾い直せません。順番として持っておけば、時間ができた時点で先へ進むだけで済みます。 まずは実力診断で自分の弱点分野を把握し、そこから最優先5分野の順に潰してください。どこから手をつけるか自体が分からない場合は、非言語のロードマップが優先度順に並んでいます。
同じ「時間がない」でも、非言語がすでに解ける人と手が止まる人では優先順位が変わります。まず診断で弱点を把握してください。
A.無条件に捨てていい分野はありません。ただし、年齢算と平均は出題頻度が相対的に低く、テストセンターでは想定されていないため、後回しにしても影響は小さいと考えられます。より確実なのは、志望企業の受検形式を確認して、その形式で出題されない分野を外すことです。たとえばWebテスティングなら、料金割引・代金の精算・表の読み取り・長文読み取り計算は対象外です。
A.おすすめしません。推論は当サイトが収録する非言語419問のうち58問と最多で、しかも全受検形式で出題されます。難しく感じるのは、計算力ではなく条件を整理する手順を問われるためで、型を知れば手が止まる状態からは抜け出せます。推論は5パターンに分かれており、まず順位・真偽判定・対応関係の3つから着手してください。すべてを一度にやる必要はありません。
A.非言語の損益算・割合と比・速度算・確率・推論の5分野と、言語の二語の関係です。非言語の5分野は全形式で出題され、当サイトの非言語419問のうち227問を占めます。二語の関係は7種類のパターンを覚えるだけで安定して得点できます。あわせて語彙(語句の意味・語句の用法)を1日10分。この範囲に絞るほうが、全分野を薄く1周するより得点は伸びます。
A.全受検形式で出題される分野に集中してください。非言語では損益算・割合と比・速度算・確率・推論・集合・仕事算・場合の数の8分野、言語では二語の関係・語句の意味・語句の用法・長文読解の4分野です。受検案内が届けば形式が判別できることが多いので、その時点で範囲を絞り直せます。判別の手順は「SPI・玉手箱・TG-WEB・SCOAの見分け方」にまとめています。
A.出題する企業を受けないなら不要です。英語能力検査(ENG)と構造的把握力検査は、実施する企業が限られるオプション検査で、いずれもテストセンター中心の実施です。受けるかどうかは受検予約の時点で分かります。それまでは言語・非言語に集中し、必要と分かってから追加すれば間に合います。
SPI対策は「知る → 解ける → 練習する」の3ステップで進めると迷いません。
どこから手をつけるか迷ったら、まず 無料の実力診断(15問) で弱点分野を把握するのが近道です。
適性検査SPIとは?
検査内容・受検方式・対策のポイントを公式情報から整理
SPIは何から勉強すればいい?
対策の始め方・順番・時間の目安
SPIは言語と非言語どちらから?
先に非言語をやる3つの理由
SPIは難しい?
難易度と「難しく感じる理由」を正直に整理
SPIは何割取れば通過できる?
ボーダーの実態を正直に解説
SPIの無料問題集
練習問題700問・模試・診断がすべて無料
SPI・玉手箱・TG-WEB・SCOAの見分け方
各社公式の科目と時間から判別する
受検形式別・SPIで出る分野と出ない分野
3形式の早見表
SPIの制限時間
検査別・受検形式別の時間と、1問にかけられる時間
SPIで時間切れになる原因と対策
最後まで解き切るコツ
SPIで電卓は使える?
受検形式別の可否と、公式に確認できる持ち物のルール
SPIテストセンターとは?
会場受検の仕組み・リアル会場とオンライン会場の違い
SPIテストセンター当日の流れ
予約変更・遅刻・欠席・結果の使い回しを公式FAQで確認
SPIのWEBテスティングとは?
自宅受検の中身・電卓・時間・テストセンターとの違い
SPIの英語能力検査(ENG)と構造的把握力検査とは
出る形式・検査時間・対策の優先順位
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中学レベルの5単元と分野別の逆引き表
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「SPI3-G」とは何か、公式に確認できる範囲でわかること
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約300問・30分の中身と、公式に確認できる回答のコツ
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