SPI言語の勉強はこの順番で|全13分野を優先度順に並べた完全ロードマップ
SPIの言語は全13分野。ただし非言語と決定的に違うのは、「受検形式によって、そもそも出ない分野がある」という点です。 たとえば同意語・反意語・四字熟語の暗記は、ペーパーテストでしか出題されません。テストセンターやWebテスティングしか受けないなら、この3分野に時間を使う必要はありません。逆に熟語の成り立ちはWebテスティング専用です。 このページでは、当サイトが収録している言語231問とフラッシュカード120枚を分野別に整理し、優先度順に並べ直しました。受検形式が分かっていれば、学習範囲を半分近くまで絞り込めます。
優先度マップ(全13分野・231問・カード120枚)
| 分野 | 優先度 | 収録数 | 対応形式 |
|---|---|---|---|
| 二語の関係 | 最優先 | 70問 | テストセンター/ペーパーテスト/Webテスティング |
| 語句の意味 | 最優先 | カード24枚 | テストセンター/ペーパーテスト/Webテスティング |
| 語句の用法 | 最優先 | カード24枚 | テストセンター/ペーパーテスト/Webテスティング |
| 文の並び換え | 頻出 | 30問 | テストセンター/Webテスティング |
| 空欄補充 | 頻出 | 30問 | テストセンター/Webテスティング |
| 長文読解 | 頻出 | 20問 | テストセンター/ペーパーテスト/Webテスティング |
| 熟語の成り立ち | 形式次第 | 40問 | Webテスティング |
| 文節の並び換え | 形式次第 | 20問 | テストセンター/Webテスティング |
| 空欄補充(3文) | 形式次第 | 11問 | Webテスティング |
| 空欄補充(3語) | 形式次第 | 10問 | Webテスティング |
| 同意語(暗記) | 余裕があれば | カード24枚 | ペーパーテスト |
| 反意語(暗記) | 余裕があれば | カード24枚 | ペーパーテスト |
| 四字熟語(暗記) | 余裕があれば | カード24枚 | ペーパーテスト |
※ 優先度は、出題傾向と他分野への波及効果をもとに当サイトが独自に分類したものです。公式に発表された出題比率ではありません。
ステップ1|まず二語の関係(最優先)70問
言語で最初に手をつけるべき分野です。理由は3つあります。 第一に、テストセンター・ペーパーテスト・Webテスティングのどの形式でも出題されます。第二に、関係のパターンが7種類に整理でき、型として覚えられます。第三に、語彙力と「言葉どうしの関係を判断する力」の両方を同時に鍛えられるため、他の言語分野の土台になります。 当サイトでも70問と言語で最多の収録数です。まずここを1周してください。
ステップ2|語彙をフラッシュカードで並行して進めるカード48枚
語句の意味・語句の用法は全形式で出題される知識分野です。解法パターンがないため、演習ではなく暗記で対応します。 重要なのは「まとめて詰め込まない」こと。1日10分でいいので、ステップ1〜3の演習と並行して毎日続けてください。語彙は直前の詰め込みが効きにくく、接触回数がそのまま定着につながります。 なお同意語・反意語・四字熟語もここに含まれますが、こちらはペーパーテスト専用です(後述)。
ステップ3|読解と文構成(頻出)80問
文の並び換え・空欄補充・長文読解の3分野です。いずれも「型」で解けます。 文の並び換えは接続詞と指示語を手がかりに順序を決める、空欄補充は前後の論理関係(逆接か順接か)を見る、長文読解は設問を先に読んでから本文に戻る。この3つの型を身につけるだけで、初見の問題でも手が止まらなくなります。 言語は非言語以上に時間との勝負になる分野です。ここで解答手順を固定しておくと、本番の時間配分が安定します。
ステップ4|受検形式に合わせて絞る81問・カード72枚
残りの5分野は、受検形式によって出るかどうかが決まります。ここまで来たら、志望企業の受検形式を確認してから進めてください。 形式が分からない場合は、全形式で出題されるステップ1〜3を優先し、余力があればこの5分野に進むのが安全です。
受検形式による違い
ペーパーテストでしか出ない分野
「同意語」「反意語」「四字熟語」の3分野は、ペーパーテスト形式に特有です。テストセンターやWebテスティングしか受けないのであれば、この3分野の暗記に時間を割く必要はありません。言語の学習時間を大きく節約できる判断ポイントなので、まず志望企業の受検形式を確認してください。
Webテスティングでしか出ない分野
「熟語の成り立ち」「空欄補充(3文)」「空欄補充(3語)」の3分野は、Webテスティング形式に特有です。とくに熟語の成り立ちは当サイトでも40問と収録数が多く、Webテスティングを受けるなら無視できない分野です。漢字2字の熟語が「似た意味の重ね」「反対の意味の重ね」「主語と述語」「動詞と目的語」のどれにあたるかを判別します。
全形式で出る分野
「二語の関係」「語句の意味」「語句の用法」「長文読解」の4分野は、どの受検形式でも出題されます。受検形式が分からない段階では、この4分野から着手するのが最も無駄がありません。
残り日数別の学習プラン
残り1週間
二語の関係(70問)と、受検形式に合った読解系分野に絞ります。語彙のフラッシュカードは毎日10分だけ並行して。ペーパーテスト以外を受けるなら、同意語・反意語・四字熟語は一切やらなくて構いません。
残り2週間
1週目でステップ1と2、2週目でステップ3。ステップ4は受検形式が確定してから手をつけます。言語は非言語より短期間で仕上がるので、余った時間は非言語に回すほうが総得点は伸びます。
残り1ヶ月
全13分野に手が届きます。ただし語彙のフラッシュカードだけは初日から毎日続けてください。他の分野が終わってから暗記に着手すると、定着させる時間が足りなくなります。
言語全13分野の攻略ポイント
二語の関係最優先・70問
示された二語がどんな関係にあるかを見抜き、同じ関係の組を選ぶ形式です。原材料と製品、職業と道具、部分と全体、同義、対義など7つのパターンに整理できます。まず関係の型を覚えてから問題に当たると、迷いが激減します。
語句の意味最優先・カード24枚
語句の意味を問う知識分野。解法パターンがないため、フラッシュカードでの反復が最短です。全形式で出題されるので、受検形式を問わず取り組む価値があります。
文の並び換え頻出・30問
接続詞(しかし・つまり・したがって)と指示語(この・その)が並び順の手がかりになります。まず先頭に来る文を確定させると、残りが芋づる式に決まります。
空欄補充頻出・30問
空欄の前後がどんな論理関係かを見極めます。逆接か順接か、具体例か言い換えか。選択肢を入れて読み直す前に、まず「どういう働きの語が入るか」を予想するのがコツです。
熟語の成り立ち形式次第・40問
Webテスティング特有の分野。漢字2字の熟語が「似た意味の重ね」「反対の意味の重ね」「主語と述語」「動詞と目的語」のどれにあたるかを判別します。当サイトでも40問と収録数が多く、Webテスティングを受けるなら外せません。
同意語(暗記)余裕があれば・カード24枚
ペーパーテスト専用の暗記分野。テストセンターやWebテスティングでは出題されません。受検形式を確認してから着手を判断してください。
反意語(暗記)余裕があれば・カード24枚
ペーパーテスト専用の暗記分野。同意語とセットで覚えると効率的です。こちらもテストセンター・Webテスティングでは出題されません。
よくある間違った学習順序
受検形式を確認せずに全分野をやる
言語は非言語以上に、形式によって出題範囲が変わります。ペーパーテスト専用の暗記3分野とWebテスティング専用の3分野を両方やると、半分近くが無駄になる可能性があります。まず形式を確認してください。
語彙の暗記を後回しにする
語彙は接触回数がそのまま定着につながる分野で、直前の詰め込みが最も効きにくい領域です。初日から少量ずつ並行して進めるのが唯一の正解です。
長文読解を本文から読み始める
設問を先に読んでから本文に戻るほうが、探すべき情報が明確になり結果的に速く解けます。本文を全文読んでから設問に進む読み方は、SPIの制限時間には合いません。
よくある質問
Q.13分野すべてを勉強する必要はありますか?
A.受検形式によります。テストセンターだけなら、同意語・反意語・四字熟語(ペーパー専用)と熟語の成り立ち・空欄補充3文・空欄補充3語(Webテスティング専用)の6分野は不要です。形式が分からない場合は、全形式で出題される二語の関係・語句の意味・語句の用法・長文読解の4分野から始めてください。
Q.言語と非言語、どちらを先に勉強すべきですか?
A.非言語を優先することをおすすめします。言語は日本語話者であれば一定の基礎があり、短期間で仕上がります。一方の非言語は解法を知らないと手が出ない問題が多く、対策の有無で差が開きやすい領域です。言語に時間をかけすぎるより、早めに非言語へ移るほうが総得点は伸びます。
Q.語彙はどれくらい覚えればいいですか?
A.当サイトのフラッシュカードは語句の意味・語句の用法・同意語・反意語・四字熟語で各24枚、計120枚を収録しています。まずはこれを繰り返し、余裕があれば市販の単語集に広げてください。ただし語彙を増やすより、二語の関係や読解系の型を固めるほうが得点への影響は大きくなります。
Q.長文読解が時間内に終わりません。
A.設問を先に読む手順に変えてください。本文を全文読んでから設問に進むと、探すべき情報が分からないまま読むことになり、結局読み直しが発生します。設問で問われている箇所だけを本文から拾う読み方に切り替えるだけで、解答時間は大きく短縮できます。