- 気が置けない
- 遠慮がいらず打ち解けられるという意味(「気を許せない」は誤用)。
例:気が置けない友人と久しぶりに会った。
- 煮詰まる
- 議論や検討が十分に進み結論が出る段階に近づくという意味(「行き詰まる」の意味ではない)。
例:話し合いがようやく煮詰まってきた。
- 敷居が高い
- 不義理などをして相手の家に行きにくいという意味(「高級で入りにくい」は本来誤用)。
例:借りたままの本を返しておらず、あの店は敷居が高い。
- 役不足
- 本人の力量に対して役目が軽すぎるという意味(「力不足」の意味ではない)。
例:彼にこの仕事は役不足だ。
- 姑息
- その場しのぎであるという意味(「卑怯だ」の意味ではない)。
例:姑息な手段で乗り切った。
- 潮時
- ちょうどよい時期・引き際という意味(「終わり」だけを意味するのではない)。
例:そろそろ潮時だと感じた。
- なし崩し
- 物事を少しずつ済ませていくという意味(「うやむやにする」の意味で使うのは誤用)。
例:借金をなし崩しに返済した。
- 悲喜こもごも
- 一人の中に喜びと悲しみが入り交じるという意味(複数人の喜怒混在を指すのは誤用)。
例:合格発表を前に悲喜こもごもの心境だった。
- 憮然
- 失望や不満で呆然とする様子という意味(「怒っている様子」だけを指すのは誤用)。
例:予想外の結果に憮然とした表情を浮かべた。
- 号泣
- 大声をあげて激しく泣くという意味(単に「静かに涙を流す」ことではない)。
例:感動のあまり号泣してしまった。
- 破天荒
- 誰も成し得なかったことを成し遂げるという意味(「豪快で無鉄砲」の意味で使うのは誤用)。
例:破天荒な記録を打ち立てた。
- やぶさかでない
- 喜んで〜する、努力を惜しまないという意味(「気が進まない」の意味ではない)。
例:協力するにやぶさかでない。
- 檄を飛ばす
- 自分の主張を広く伝えて同意を求めるという意味(「叱咤激励する」の意味で使うのは本来誤用)。
例:各方面に檄を飛ばして協力を仰いだ。
- 一姫二太郎
- 最初の子は女の子、次に男の子を持つと育てやすいという意味(「女の子1人・男の子2人が理想」という意味ではない)。
例:一姫二太郎で育児がしやすかったと聞く。
- 二の足を踏む
- ためらって物事を実行できないという意味(「二度目の挑戦をする」の意味ではない)。
例:大きな投資には二の足を踏んでしまう。
- 元旦
- 元日の朝という意味(「元日一日」全体を指すのは誤用)。
例:元旦の朝に初詣に行った。
- 情けは人の為ならず
- 人に情けをかけると、めぐりめぐって自分に良い報いが返ってくるという意味(「情けをかけるのは本人のためにならない」は誤用)。
例:情けは人の為ならずというし、困っている人を助けよう。
- 確信犯
- 本人が正しいと信じて行う行為という意味(「悪いと分かっていて行う行為」は誤用)。
例:彼は正義感から確信犯的にルールを破った。
- 煮え湯を飲まされる
- 信頼していた相手に裏切られるという意味(単に「苦労する」ことではない)。
例:長年の部下に煮え湯を飲まされた。
- 枯れ木も山のにぎわい
- つまらないものでも無いよりはましだという意味(「立派なものが集まって賑わう」ことではない)。
例:枯れ木も山のにぎわいと言うし、私も参加させてください。
- 御の字
- 非常にありがたい、大変満足であるという意味(「一応満足できる程度」という消極的な意味ではない)。
例:この条件で契約できれば御の字だ。
- うがった見方
- 物事の本質を的確に捉えた見方という意味(「疑ってひねくれた見方」は誤用)。
例:それはなかなかうがった見方だ。
- 琴線に触れる
- 深い感動や共鳴を与えるという意味(「怒りを買う」の意味ではない)。
例:その演奏は多くの人の琴線に触れた。
- 他山の石
- 他人の誤った言動も、自分を磨く材料になるという意味(「見習うべき手本」の意味ではない)。
例:他社の失敗を他山の石として対策を講じる。