結論の正誤判定型(ア・イが必ず正しいか) 例題11|SPI推論
問題
甲〜丁の4人がテストを受け、同点はなく次のことが分かっている。 ・丙の得点は甲より高かった ・甲の得点は乙より高かった ・乙の得点は丁より高かった 次のア、イの推論のうち、正しいと言えるものはどれか。 ア 甲は上位2位以内である イ 乙は下位2位以内である
- A.アもイも必ず正しい
- B.アは必ず正しいが、イは必ず誤り
- C.アは必ず誤りだが、イは必ず正しい
- D.アもイも必ず誤り
- E.ア、イの少なくとも一方は、これだけでは正誤を判断できない
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正解:A. アもイも必ず正しい
【解き方】 ステップ1: 条件をすべてつなげると、テスト得点の順位(高い順)は「丙→甲→乙→丁」の1通りに完全に確定する。 ステップ2: アの推論を確認する。「甲は上位2位以内である」について、条件を満たすすべての並び方を確認すると、甲の順位は必ず2位になる。したがって「甲は上位2位以内である」は正しい。 ステップ3: イの推論を確認する。「乙は下位2位以内である」について、条件を満たすすべての並び方を確認すると、乙の順位は必ず3位になる。したがって「乙は下位2位以内である」は正しい。 ステップ4: ア・イともに、条件を満たすすべての並び方で必ず成り立つ。よって正解は「アもイも必ず正しい」。 ポイント: この形式の問題は、ア・イそれぞれについて「条件を満たすすべての並び方で本当に成り立つか」を確認する必要がある。1つの並び方だけを想像して「たぶん正しい」と判断するのではなく、条件を満たす別の並び方が無いかを必ず疑うことが、この手のミスを防ぐ一番のコツ。 よくある間違い: 頭の中で思い浮かべた1つの並び方だけをもとにア・イの正誤を決めてしまい、実は条件を満たす別の並び方も存在することを見落としてしまうミス。特に条件の数が少ない問題では、順位が1通りに決まっていない場合があることを常に疑おう。
「結論の正誤判定型(ア・イが必ず正しいか)」の攻略法
「次のア、イのうち必ず正しいものはどれか」という形式で、それぞれの結論が条件から必ず導けるかを検証します。「反例(例外となるケース)が1つでも作れるか」を試すのが最速の手法です。 例: 条件「AはBより大きい」「BはCより大きい」。ア「AはCより大きい」→A>B>Cから常に成立、正しい。イ「CはAより2以上小さい」→A=3,B=2,C=1なら差は2、A=10,B=5,C=4なら差は6。差が1のケースも作れる(A=2,B=1.5,C=1)→必ずしも正しいとは言えない。
推論の解き方ガイドを読む →推論でよくある間違い
- 順位問題で条件の一部だけで全員の順位を確定させようとして誤った順位を書いてしまう。
- 条件充足問題で「アとイを合わせたら十分」なのに「アだけで十分」と誤答する。
- 「逆は必ずしも正しくない」を知らず、逆も正しいと判断してしまう。